2015ライブセレクション

今更2015年を振り返る。なんやかんや忙しかった割に気がつけば40本を越えるライブ・イベントに参加できたので、せっかくなので印象的なライブを10本選んでみた。


1. 2/11 クラムボン@代々木公園野外音楽堂
シングル「yet」のリリースに合わせたタイミングでのフリーライブ。フリーライブとは言え定番曲含めてがっつり演奏してくれてお得感も凄まじく、冬晴れのいい天気の中ゆるい雰囲気のライブは最高に気持ちよかった。フジロック星間飛行インパクトもすごかったけど流石にこちらをチョイス。アルバムの初回盤でこの模様がノーカットで収録されていてとても嬉しかったなー。


2. 4/25 GOMES THE HITMAN@吉祥寺スターパインズカフェ
私の2015年を象徴するであろうバンド。1月にふらっと入った中野の蕎麦屋で流れていてガツッと心を持って行かれました。山田稔明ソロ含めて2015年一番聴いていたかもしれないなー。バンドの脂が乗り切っていた時期の三部作ということで、曲のクオリティもさることながら、アンコールで演奏された新曲には今後の活動へ向けての期待も感じるとても印象深いライブでした。


3. 5/3 銀杏BOYZ@VIVA LA ROCK
峯田和伸のライブ自体を初めて見た。銀杏BOYZ名義とは言えそのスタイルは弾き語りだったけど、もう、熱量がね、すごいの。じっと見入ってしまった。昼間の時間帯だったにも関わらずアンコールも巻き起こって、そんでハンドマイクでカラオケ流して"あいどんわなだい"歌うんだもんこっちも暴れてしまうに決まってる。


4. 7/18 765PRO ALLSTARS+@西武プリンスドーム
説明不要。生バンドでの演奏に微かな望みをかけていたけど、まあ流石にこの規模では厳しいのかな…と開演前に肩を落としたことなど全く気にならなかったボリュームとパフォーマンス。かなりの曲数が披露されて、改めてクオリティの高い楽曲が多いなと再確認。印象的だったのはなんといっても"Rebellion"での4万人の"真実の赤"。これは早く映像化が待たれるところ。アンコール3曲では流れも演者のテンションも最高で完全にネジがぶっ飛んでサイリウム振ってコール打ってたよ人間て変わるもんだね。


5. 7/24 Foo FightersFUJI ROCK FESTIVAL 2015
エンターテイメントかくあるべし。演奏が凄まじいのは当たり前なんだけど、デイヴの骨折を逆手に取った舞台装置でかえって今しか見られないスペシャル感も出たりして、耳も目も非常に楽しめたアクトでした。正直ヘッドライナーの中で一番聴きこんでなかったんだけど、個人的2015年のフジロックのベストアクトです。


6. 7/25 MUSEFUJI ROCK FESTIVAL 2015
Foo Fightersとの比較は流石に分が悪いけど、それでもやっぱり圧巻のアクトでした。最前ブロックで見られたおかげで、Mercyでの尋常じゃない量の紙吹雪はテンション上がらざるを得なかったなー。まさかのMadnessも演奏してくれて嬉しかった!


7. 10/21 TWEEDEES@渋谷O-West
アルバムがリリースされてからずっと観たい観たいと思っていたTWEEDEES。フルバンド編成でのリッチな演奏も、清浦夏実のキュートだけど力強いボーカルも最高。Cymbalsの"怒れる小さな茶色い犬"カバーの後、そのCymbalsへの宣戦布告ともとれるMCの後に"Rock'n Roll is DEAD?"での大団円。最高か。


8. 11/4 ROTH BART BARON@代官山UNIT
対バンのYankaNoiも含めてのチョイス。下北沢インディーファンクラブで数曲観て、こりゃあいい!となってあっという間に音源を揃えて、新譜も出るしライブ行くしかない!と行ってみたらやっぱり凄く良かったというただそれだけのお話。5人編成ながらもめまぐるしく手を替え品を替え楽器を替え、そうくるか!の連続。美しいファルセット、時に攻撃的で時に情熱的なドラム、観客を連れてどこまでも登っていきそうなホーンセクション、圧倒されっぱなしの90分。


9. 11/11 くるりZepp Nagoya
2015年は2回のNOW AND THEN、VIVA LA ROCKと合わせて4回くるりを観たけれど、敢えてミスチルとの対バンライブのアクトをチョイス。なんていうか、観客もいつものミスチルファンらしからぬ雰囲気のいい感じで、終始岸田もMCでは「今日のお客さんほんまええお客さん」と繰り返すほどご機嫌で、普段やらないような曲のキメでアンプに乗ってジャンプとかやっちゃったり、ドラムのクリフと微笑みながらアイコンタクトしてたり、とにかく良かった!!「TEAM ROCK」と「The world is all mine」の曲中心だったのに"Morning Paper"があまりにも凄まじくて笑ってしまったよ。


10. 11/11 Mr.ChildrenZepp Nagoya
説明不要パート2。アリーナツアーもスタジアムツアーも観た上で、この規模で観られる事になった己の幸運にまず感謝。しかし本当、どうしても色んな補正が入ってしまうとはいえ、"バンドとしてのMr.Children"を十二分に見せつけられた演奏とセットリストでした。詳細な感想はこちら『【ネタバレ】くるり+Mr.Children@Zepp Nagoya 11.11 | ジェン通』にしたためているので多くは語るまい。


そして年が明けて2016年、早速一本目の空気公団が素晴らしくて早くも今年のベスト10入り濃厚となっております。今年も上手くやりくりして沢山ライブ観られると良いな。