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 初っぱなレイクでフジファブを観る。いきなりのSunny Morningでがっつりとテンションが上がる。野音で聴けなかったからこれは嬉しかったなー。新曲はロマネのみ披露し、最後は虹でシメ。相変わらず城戸ちゃん格好良かったわー。さりげないくるくるが良いね。

 その後グラスに移動がてらみなと屋に行き角煮丼を食らう。麦茶と凍ったいちごが付いて600円はお腹にも財布にも優しい。apのフードエリアはもっと見習うべきだと思う。シャキシャキしたいちごがたまらなく美味だった。よしくんが買ったスイカも一口もらったけどこれまた冷えてて甘くて最高に美味い。この時点でかなりフェスを満喫。

 そのままグラスステージで真心を観る。いきなりの拝啓、ジョンレノン。かなり楽しくて自然と笑みが溢れる位すごく幸せなステージ。エンドレスサマーヌードとか空に舞い上がれとか最強すぎるよ。どかーん!の前後にYO-KINGが「俺が作ったんだぞー!」「やー、こういうの一曲あると良いよねー」って言うのがすごく切実だった気がする。(笑

 真心の後よしくんと「俺ずっと笑顔だったわー」ってなことを互いに言い合いながら茶屋ビレッジに移動。なみちゅうのかき氷を食らう。ギター君と僕は桃。よしくんは梅だった。桃のシロップと練乳の絡み合う絶妙な味わいが素晴らしかったけど、乗ってた桃が温かったのが凄く惜しかったので氷に埋めて冷やしながら食べた。

 ACIDMANを横目に見ながらレイクへ再び移動、座りながらバンアパを見る。やっぱりこの人達は上手すぎる。で、座りながら足をぱたぱたさせてノってたら攣りそうになってもう若くないなと感じた。そのまま翼テントを眺めにいくともう既に満杯状態でテントから人がはみ出てた。誰がやってるのかと思えばそれはダーティーな世界をプッシュしまくるバンド、HIGEだった。初めて聴いたけどなかなかよかったわーこれ。

 そして民生を見るためにエルレの終わりを狙ってグラスに行ってみる。エルレ終わりの人達の流れに逆らってぐいぐい進んでいくと、気が付いたら前から7、8列目くらいの超ベストポジション。かなり近い。民生が出てきて椅子に座るともうすぐそこにグラサンの親父がいて何がなんだか。(笑)いきなり「愛のために」で始まったセットリストはこれでもかって言うくらいに神がかってた。御免ライダーかと思いきや渚にまつわるエトセトラになったり、真夏なのに雪の降る街をやったり、昭和の名曲(本人談。笑)働く男(!)をやったり、とにかくこんなに凄いものを間近で見られたことがにわかには信じられないくらい圧巻のステージだった。さすが。

 ギリギリまでそのままの距離でスピッツを観るか森に移動して向井を観るかを迷った結果、三人で向井を拝みに行くことに決定。俺のすべて、青い車みそかまで聴いたところでフォレストに移動。そしてステージ正面のこれまたなかなかナイスなポジションで向井をガン見し、ガン聴き、ガン唄い踊る。コーラスのかかりまくった赤いテレキャスでいくつものディレイやらオクターバーやらのエフェクター類を操りまくっての向井ビートに飲み込まれた。Water Frontでのコール&レスポンス、「いいねーひたちなか」「もっと色っぽく」が三人の中で大流行。(笑)

 本編ラストの性的少女から自問自答への流れには鳥肌が立った。マイクを握りしめ「皆さんのそのひたちなかでの笑顔の一つ一つを忘れんように、頭どんだけ狂っても生きていてください!」と熱く叫び、去っていった向井は最高に格好良かった。アンコールで再びサラッと登場するとDelayed brainで延々とコール&レスポンス。最高だ。踊る向井はとても楽しそうで、お茶目だった。アコエレのライブってもっと真面目な感じなのかと思ったら全然そんなことなくて、歌って踊ってかなり楽しい感じだった。それもこれもあの向井のお茶目な人間性だからなのかなぁなんてことを思ったり。

 そしてまた再びグラスに移動してCoccoをBGMにしながらハングリーフィールドで贅沢な夕食。僕が食べたラーメンは和風ダシが効いててかなり美味かった。大当たり。余裕を持って会場を後にしようとシャトルバス乗り場で列に並ぶと花火が打ち上がり始めたので写真に収める。常陸太田の宿に向かうがあまりに何もないので不安になるもののなんとかたどり着き、スウィングガールズを見ながら就寝。歩き回った一日だった。